革の計量について
革の計量について
革の大きさを示す単位にDS(デシ)という単位があります。
1DS=10CM×10CM四方の正方形の面積です。
一概に革と言っても、大きさも様々で、牛、羊、山羊、豚など様々な種類があり
又、生き物なので、牛と言う種類の中でも形や大きさは様々でかなりの違いが有ります。
そのため定規等の測定では、革の面積を計る事は難しく効率的ではありません。
ここで画像にもありますが、計量屋さんでの計量が必要になってきます。
計量とは、革の面積を測定する機械(計量器)でDSを算出することで
測定方法は、光電管式とピンホール式があり、弊社が計量依頼をしている工場は
光電管式測定法です。
ピンホール式の面積の測定方法は、ローラー台に突起上のセンサーがついており、そのセンサーに
革が当たって面積を算出するようになっています。
光電管式の面積の測定方法は、計量器から光を放射し、その光が革の面に当たった時の光の反射で、
革の面積を算出する方法を使い、かなりの精度で面積を算出できます。
この時、計測したDS数が連動したシール発行の機械でシールに印字され、
それを計測した革1枚に貼り、計量作業の完了となります。
営業 宮崎